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魔法少女リリカルなのは 八神はやての子育て日記 第8話

ハラオウン家にドス黒い光が差し込み
全員が目を瞑った
数秒後に全員が目を開けると
其処に居たのは……


「マガ……?」


例えるならば
マガだけどマガじゃない誰かだろう
黒かった髪が白色になり
黒い巫女服も赤黒い巫女服へと変わっていた
そして、何時の間にか家にあるのに
マガの手には祓い棒が握られていた


何より特徴的なのが
マガの周りに様々な色の球体が
マガを中心に浮かんでいたのだ
これは『死兆星』と呼ばれるらしい
前から見ていた目の模様もそうだが
身体全体に紫色の模様が浮かんでいたのだ


「……」


『っ!?』


「……」


マガが目を開けて全員を見渡した
見渡された全員は背中が凍る様な感じがした
見られただけで凍るような視線が感じられた
それ程までにマガは覚醒を遂げてしまったのだ
何かを思ったのか
マガは後ろを振り向いて
窓から外へと飛んでいった、海の方へと……


はやてはマガの視線が
解けた事で安心したのか溜め息を吐いた
そして疑問に思ってる事を口に出した


「ハァ~……
マガの視線が怖かったわ~
あれは殺気やろか?」


「そうですね、殺気に近い感じでしたが
恐らくですが……殺気ではありません
只の視線だけだと思います
それ程までにマガの強さが
身に伝わりました」


それに返答するかの様に
シグナムが苦痛の表情で答えた
彼女はマガを救えなかった事で
心の中で自分を責めていた
視線だけで背中を凍らす様な思いをさせられたと


「これは全員で行っても勝てるかどうかやね
取り敢えず、なのはちゃんを呼ぼうか」


「そうね、作戦会議と行きましょうか
余り時間は無さそうだけど
マガちゃんは海で留まってるみたいだし
作戦会議位は出来そうね」


「そうですね!」


はやては念話で、なのはを呼んだ
呼ばれた、なのはは急いでハラオウン家に来た
そして作戦会議をしたのだが
余り良い案が思い付かなかったが
時間が無いと思いマガの所へと向かった


「居た……」


誰かが、そう言った
その言葉に反応して全員がマガを見た
マガは海を見て空中で座っていた


「マガ!」


はやてがマガを呼んだ
呼ばれたマガは意識があるのか
呼ばれて立ち上がり振り向いた


「……」


「マガ、私が分かるか?」


はやては優しい声でマガに語り掛けた
すると、マガは
今まで黙っていたが喋り出した


「人の持つ可能性とやら……見せてもらおう」


『っ!?』


全員が驚いた、何に驚いたか
二つの事に驚いたのだ
一つ目は声だ
マガの声は男でもない女でもない声だった
二つ目は魔力の多さにだ
どうやら戦闘が行なわれる様だ


「この身体の持ち主を救いたければ
我に勝つ以外の方法は無いぞ
お前達では我に勝つ事は出来ぬ
だからハンデをやろう
我が召喚する分身を倒せば
お前達の勝ち
負ければ、お前達は死に
この者は永遠に無を彷徨う事になろう
さぁ、殺す気で倒してみせよ」


『っ!?』


ドン!
そんな音が辺りに響いた
するとマガの上ら辺が割れた
文字通りに硝子を割った様に割れていた
割れた所から巫女服を来た者が三人下りて来た
しかし、その三人は顔が黒かった


「この者達が怖いだろう?
人間からすれば当たり前の感情だ
この者達は我の魔力によって作られた者達
我は、この者達以外にも分身を出せる
この者達は、その中でも別格だ
一番の強さを誇る
見せてみよ、お前達の強さを」


その言葉と共に3体の分身が
全員へと一斉に襲い掛かった


「皆、来るで!
死ぬ気で戦わんと
本当に殺されるで!」


『うん(えぇ)(はい)(おぅ)!』


全員が戦闘態勢を取り戦いが始まった
そんな中、マガは空中に座って
何処からか出した湯飲みで茶を飲んでいた
全員の戦闘を見ながらブツブツと呟いていた



「主人格よ、早く目覚めないと
此処に居る者達、全員が死ぬぞ?
人の持つ可能性とやら……見せてもらおう」


そう言いマガは目を瞑った
~精神世界~


「ん……此処は……」


マガは寝ていた身体を起き上がらせた
目覚めたら真っ暗な空間だった
マガは此処が何処なのか知っていた


「夢で見た場所……?」


「正解よ」


「あ……」


後ろから声が聞こえた
マガは振り返ると夢に出て来た人物だった


「貴方は遂に覚醒してしまったのよ
見てみる? 外の光景を」


「うん……」


マガは外の光景を見せてもらった
すると、其処には全員が
ボロボロの状態になりながらも戦っている姿があった


「これが“現実”で最悪な状態よ
あの人形は“死神”と言って
私達が出す分身の中で最上位と言っても良いわ
人間では、先ず勝てないわね」


「そんな……」


マガは勝てないと聞かされ
心の中で絶望していた
しかし、それを見兼ねたのか
戦闘を止める方法を言った


「止める方法は只一つ……
貴方が覚醒から目覚める事
そうすれば、戦闘は止まるし
貴方は最強の力を手に入れられる」


「でも、どうやって
目覚めたら良いのか分からないよ……」


「言ったでしょ?
負の感情に負けない様にって」


「でも、今は何もないよ?」


「それは……自分で考えなさい」


「う~ん……」


マガは『自分で考えろ』と言われて
知恵を振り絞り考えた
それでも何も思い浮かばなかった


「早くしないと、全員死んじゃうわよ?」


「うぅぅぅぅ……
一体どうすれば良いの……?」


「ふふ、悩め悩め~」


「意地悪……」


「だって、意地悪ですもの」


「うぅ~……」


マガは心の中で『急がないと急がないと』と言い聞かせながら
覚醒から目覚めるのか再び考えた
~1時間後~


「どう? 答えは見つかったかしら?」


「うん……」


「……へぇ
答えを聞こうじゃないの」


マガは答えを見つけたと言った
それを聞いて感心したかの様に答えを聞いた


「貴方の言葉には疑問があった
負の感情に負け無い事
自分自身に負の感情が流れ込んで来るかと思ってた
けど、違ったみたいだね
負の感情、それは……」


「それは?」


マガはポツポツと喋り出した
一旦、喋るのを止めて
再び喋り出した


「貴方自身……だよね?」


「……ぷっくくくく
あ~はっはっはっは!
成程ね、案外、勘が良いのね
正解よ、私こそが貴方の負の感情
そして私は言った筈よ?
“負の感情に負けない事”ってね
つまりは……」


「戦いで決めるって事だね……?」


「そうよ
私は本体じゃないから弱いけど
それでも、一筋縄ではいかないわよ?」


「それは、どうでしょうか?」


「何でs……ガッ!?」


マガは言い終わる前に
負の感情を攻撃した
それにより吹っ飛ぶ負の感情


「この数ヶ月間
ママとパパに鍛えてもらったからね
貴方には悪いけど……家族の為に殺します」


「ふふふ……
矢張り貴方も私と同じなのね
戦いが楽しいでしょう?」


「いえ、全然(キッパリ)」


「まだまだ、お子ちゃまね」


「う、五月蝿いよ!
大体、僕の身体に入って来て
本当に何の用なの!?」


「え? 只の暇潰しだけど?」


「……」


「……」


「「……」」


二人の間には長い沈黙が続いた
それも、その筈だ
自分を苦しめた張本人が
『暇潰し』と言ったのだから


「暇潰せたよね? 早く帰って(ニコッ)♪」


「笑みが怖いんだけど?
ハァ、仕方ないわね
帰ってあげるわ
次に来る時は
本当の殺し合いをしましょ?」


「嫌だ!」


「本当に、お子ちゃまね
それじゃ、またね~」


「やっと帰った……」


マガは一気に身体の力が抜けて地面に座った
どうやって、この世界から抜け出せるのか
マガは座りながら考えていた


「取り敢えず、帰りたいって願うとか?」


マガは『帰りたい』と心の中で思った
すると正解だったのか世界に光が差し込んだ
~現実世界~


「ハァ……ハァ……
何て強いんや!
有り得ないやろ!?」


「えぇ、一対一では
到底、敵いませんね
これ程までに強いとは……」


何とか全員が無事で耐えていた
すると死神と呼ばれる人形の動きが
ピタッ!と止まった
それを見て全員が首を傾げていた


「どういう事なの?」


「私にも分からへん……」


「それよりもマガ!」


「あ、そうやった……マガ!」


全員がマガを見た
すると其処には……


「あががggっががが
がああgっがああ!!??」


空中で苦しみながら
転がっているマガが居た
それを全員が駆け付けて寄り添った


「マガ、確りしぃ!」


「マガ、耐えるんだ!」


「元に戻ってくれよ、マガ!」


「頑張れ、マガ……」


「頑張って、マガちゃん!」


「辛い運命に負けたら駄目なの!」


「頑張って……」


「頑張りなさい、マガちゃん」


「頑張りな!」


「君なら元に戻れる……」


全員が励ましの声を呟いた
それに答えるかの様にマガは
段々と苦しまなくなっていった


「がががgっがあああ……
あ……が……ハァ……ハァ……」


「マガ……?」


髪が白から黒に変わり
巫女服も黒に変わって
身体の模様と祓い棒も消えていた
つまりは……


「マ……マ……?」


「マガ……マガぁぁぁぁ!」


『本当に良かったわ(ぜ)(の)(です)……』


全員がマガの無事に涙を流していた
マガは身体に力が入らないのか
震えた手で、はやての頬に触れた


「ママ……ごめんね?
戦うの辛かったでしょう……?」


「そんな事ないで?
可愛い息子の為や
どんな苦しい事も耐えられるんやで?」


「そっか……
何となく……何となくだけど
士郎さんの言った言葉が
理解出来た様な気がする……」


「そうなん?」


「うん……
苦しい事や辛い事でも乗り越えられる
それが家族……
何となく、その意味が……」


マガの手が力を失くし下に落ちた
はやては不思議に思い声を掛けた


「マガ? どうしたん?」


「はやてちゃん
マガちゃんは気を失っただけだから大丈夫よ
時間が経てば目を覚ますわ」


「そっか~……
ホンマに戻って来てくれて
有り難う……(ギュゥゥゥ)」


はやてはマガを強く抱き締めた
強く抱き締められたマガは
眠っているが何処か嬉しそうな表情をしていたとか
こうしてマガによる“覚醒事件”は終わった
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神夜 晶

Author:神夜 晶
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どうか、暖かい眼で見て下さると幸いです
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