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東方全愛記(裏)

名前;神呪 桜


性別;男の娘


種族;人間


身長;95cm


体重;10㌔


能力;『呪いを受け継ぐ程度の能力』
   『子供に呪いを受け継がせる程度の能力』


年齢;5歳


霊力;殆ど持ってないが
   普通の人間より↓位は持っている
   霊夢が10だとすると 桜は1 一般人3


容姿;アルビノで背中の真ん中まであるセミロング?
   もみ上げは胸ら辺まであり
   両方のもみ上げを諏訪子みたく紐で×印に纏めている
   両目の下には紫色の模様が浮き出ている
   これこそが呪いである(模様は熄さんの禍霊夢の魔神化を参照下さい)


特技;家事全般、料理、歌


好きなもの;母、読書、歌、料理、動物


嫌いなもの;孤独、外に出ること(苦手)、運動、虫


考察


幻想郷のマスコット的存在である
誰にでも敬語で敬語以外で話す所を見た事がない程
母からは大和撫子みたいに育てられ
礼儀作法やら何やらを会得?している
一応、茶道も出来るらしい
2歳の時に母親が亡くなり
それ以降は一人暮らしをしている
偶に慧音が食材を買って来ているのが目撃されている


普段は自宅でカーディガンを掛け
足に掛け布団を掛け読書をしている
余り食べない為に食材が増える一方との事だ
一日に2食あれば足りる程だという
ずっと本を読んでいる為に知識が豊富(頭が良いとも言う)
呪いは両目から足まで到達したら死に至るらしい
桜の母も足まで転移したので亡くなった


MUGENキャラを、お借りした方々

本当に有り難うございました

駄作駄文ですが、見て下さると幸いです。

これは小説家になろうで投稿している
東方全愛記の主人公にMUGENのキャラ達を混ぜた話となります



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


幻想郷
此処は様々な忘れられた種族が住んでいる
妖怪、妖精、神、人間、その他にも色々な種族が住んでいる
その中で人間が暮らす里、“人里”で物語は始まった
これは幻想郷の“平行世界”での話である





人里は今日も多くの人で賑わっていた
その中の一角に大きな家に住んでいる者がいた
名前は“神呪桜”
この世界の幻想郷に生まれ落ちた者だ
力の無い者による最強の力を持つ者との物語でもあった
桜は毎日の様に料理を作り食べて
日課の読書をしていた
そんな桜の元に来訪者が現れた
コン!コン!
ガチャ!


『桜(ちゃん)(さん)お邪魔します(わよ)(よ)(ぞ)!』


「あ、皆さん来られたみたいですね
お出迎えに行きましょうか!」


桜は布団から立ち上がり玄関へと向かった
其処に居たのは六人の巫女服を少女達だった


「来たわよ、桜」


「はい、お待ちしてました!」


六人を代表して一人の少女が言った
桜も微笑んで「待っていた」と告げた
そして、全員がリビングへと歩いていき
各々は椅子に座ったりしていた
桜はポットで湯を沸かしたり
冷蔵庫から冷たい飲み物を出して全員を用意した


「やっぱり、桜は可愛いわね」


「だな、姉さんに激しく同意だ」


「うんうん、可愛いね~」


「えぇ、可愛いわね」


「可愛いです!」


「桜ちゃんは可愛いと思う……」


「あ、あの……真顔で言われても……(カァァァ)」


全員が首を縦に振り同意していた
それを聞き桜は顔を真っ赤にしていた
今更だが此処で説明しておくと
彼女達は博麗の巫女で六人姉妹と有名なのだ
それぞれが最強の力を持ち敵う者は居ないとされている
詳しく説明すると
一番上の長女で幻想郷最強と言われている、L霊夢
二番目というよりも三つ子で
禍霊夢、鬼巫女、本気霊夢だ
三番目が白麗霊夢と漢字は違うが間違いなく姉妹だ
そして、一番下の末っ子が優子と呼ばれる幼女だったのだが
しかし、桜よりかは大きかったので
なので、優子は桜の前では唯一お姉ちゃんぶる事が出来るのだ
故に優子は、とても嬉しかった
そんな反応が可愛かったのか優子は桜の頭を撫でていた
それに対して周りの目は緩かった


それもその筈だ
幼女が見た目幼女の男の娘の頭を撫でているのだから
優子は満足そうに撫でていて
桜は少し赤面しながらも気持ち良さそうに目を細めていた


「やっぱり、桜ちゃんは可愛い」


「優子さんまで……
と、とにかくです
お昼御飯を用意するので寛いでいて下さいね!」


『は~い(おう)(えぇ)(うん)』


桜は椅子から立ち上がり台所へと身体を向けた
具材などを用意して手馴れた手付きで切っていく
そして、桜は鼻歌を歌いながら自分の世界に入ってしまった


「鼻歌を歌うのが可愛いわね
しかも、その鼻歌が神がかってるとか
流石は桜ね!」


「そうだな
私達も料理は出来るけど
桜以上に手馴れたのは見た事が無いな」


「そうだね
流石と言った所だね」


「まぁ、何だって良いわよ
桜は私達姉妹ので決まりよ!」


「うん……」


L霊夢を筆頭に妹達も「うんうん」と頷いていた
桜は鼻歌を歌いながら御飯を作っているので
可愛い等を言われているのを気付かなかった
すると、其処へ……
コン!コン!
ガチャ!


『桜(さん)、お邪魔するわよ(します)(ぜ)(よ)』


『……(ピクッ)』


「は~い
レミリアさん達ですね!
少し、お出迎えに行って来ますね」


『えぇ(うん)(おう)』


誰かがドアを叩き入って来た
桜は自分の世界から抜け出して出迎えに行った
それを見た6姉妹は面白くなさそうな顔をしていた
桜は玄関に向かい出迎えた
其処で待っていたのは……


「すみません、お待たせしました」


「別に良いわよ
私達が好きに来てるだけだし」


「そうよ、それに匂いからすると
御飯を作ってたんじゃない?」


「今日の御飯は何にするのかな?」


「そうだな、御飯を作ってるなら仕方ないと
我は思うぞ」


「私も思いますよ!」


「私もです!」


「ふふ、有り難うございます
玄関で話すのもなんですから
どうぞ、上がって下さい!」


「それじゃ、遠慮なく上がらせてもらうわ」


「はい♪」


玄関で待っていたのは、これもまた幻想郷最強の一角だった
紅魔館組で
Sレミリアを筆頭に
S咲夜、Sフラン、S美鈴、Cパチュリー、Immortal-Devil
の6人が桜の自宅にやって来た
彼女達もまた桜を気に入っている者達だった
桜は6人と共にリビングへと向かった
其処で2人の最強者が場の雰囲気を変えた
桜は、そんな雰囲気にも気付かずに
新しく来た6人分の飲み物を用意した


「皆さんはコーヒーで良かったでしょうか?」


「えぇ、良いわよ」


「私もコーヒーで良いわ」


「私はオレンジジュースかな」


「我もコーヒーで」


「私もコーヒーで、お願いします」


「私もコーヒーですね!」


「分かりました
少しお待ち下さい!」


『えぇ(うん)(はい)(おう)』


桜は急いでポットで湯を沸かしてコーヒーを作った
因みにフランには先に飲み物を出した
5人分のコーヒーを入れた
と、其処で順番がパチュリーが後になってしまい
パチュリーは悪戯を思いついたようで
悪い笑顔をして実行してしまった


「すみません、パチュリーさん
一番最後になってしまいました」


「遅せぇんだよ!」


バッ!
パチュリーは乱暴にコップを取った
それを見た桜は目を大きく見開いた
しかし、他の者は怒りの感情が溢れ出した
桜は取られた拍子に動きが固まって
目をパチクリさせて数秒後に……


「ごめんなさい……」


『っ!?』


「あ、泣かないでくれ!
遂、出来心でぇぇぇ!!」


泣いたのだった
大粒の涙が桜の頬を伝い滝のようだった


「そうですよね……
パチュリーさんも、お喉を渇いたのですよね
気付けずに申し訳ありません……」


桜は後ろを振り向いて涙を拭き
小さなガッツポーズをしていた
それは何かを決心したかのようだった
しかし、その間にもパチュリーは自身の危機に晒されていた


「い、いや、そうじゃなくて……」


「「「パ・チュ・リー・?」」」


「ひぃぃいぃぃいぃ!?」


パチュリーは三人に肩を掴まれた
その三人とはL霊夢、禍霊夢、Sレミリアだ
L霊夢が一撃必殺でボコり
禍霊夢がビームを出してKOをさせて
最後に締めの爆死をレミリアがプレゼントした
その遣り取りが数秒間で桜は分からなかった
桜は何かを決心したかのように笑顔で振り向いたが
パチュリーは床で黒焦げになっていた


「パチュリーさん!?」


「もう二度と、あんな事はしません……
だから許してください!」


「ふふ、怒ってませんよ?
ですから、気にしないで下さい
次回からはパチュリーさんに一番最初で渡しますからね!」


「お、おう……
(冗談半分で思い付いた悪戯はずなのに
本気にされちゃったぜ……
やっぱり桜さんは面白い)」


パチュリーは黒焦げから直りコーヒーを飲んだ
そして、桜は料理に戻った
再び鼻歌などを歌い出して具材を切っていた
それを聞きながら禍霊夢とSレミリアが口を開いた


「で? 何で、お前達が此処に居るんだ?」


「あら、居ちゃ悪いの?」


「桜は私達のだ!」


「ふ、甘いわね
桜は私達、紅魔館のよ!」


「いいや、違うな
私達、博麗姉妹のだ!」


「何なら、勝負する?」


「一瞬でケリを付けてやる!」


「望む所だ!」


二人の雰囲気は悪くなっていき
遂には戦闘をする雰囲気にまでなっていた
禍霊夢は魔神化にさえなっていたのだ
それを聞いていた桜は痺れを切らして
料理に必要で、まだ切っていないキャベツを手に持ち
咲夜を呼んだ


「咲夜さん、ちょっと良いでしょうか?」


「どうかしたの?」


「はい、お二人の雰囲気が怪しいので
私が見世物をして和やかにしようと思いまして!」


「へぇ~……良いわね
それで、私に手伝える事があるんでしょ?」


「はい、このボウルを持っていてもらえますか?」


「これを?」


「はい!
持ってるだけで良いので
お願い出来ますでしょうか?」


「えぇ、良いわよ」


「ふふ、有り難うございます
それでは、いきますよ!」


「何時でもOKよ」


「禍さん!レミリアさん!」


「「ん?」」


『何事かしら(かな)(だ)?』


咲夜を呼んだのはボウルを持ってもらう為だった
桜は戦闘をしそうな二人を呼んで注意を引き付けた
二人は「何事?」と思い桜を見た
しかし、二人だけではなく全員から注目を浴びた
桜は赤面をしながらも話し続けた


「先程、思い付いた
私の特技を見て下さい
では、いきますよ~!」


『……』


桜は咲夜が持っているボウルの上にキャベツを投げて
片手に持っている包丁で横振りをした
すると空中でキャベツが千切りになった


「これが先ほど考えました
“一瞬切り”です!
……ど、どうでしょうか?」


『……』


「い、今のは忘れて下さい!
それと、喧嘩はいけませんよ
喧嘩したら、お昼御飯抜きですからね?」


「「は~い……」」


「桜の言う通りよ
また喧嘩したら……喰らわすわよ?」


「「はい!もう喧嘩しません!」」


「宜しい」


「Lさん、有り難うございます
ですが、暴力で解決も駄目ですよ?」


「良いのよ、これで
この位の実力者は、これ位が丁度良いんだから」


「それでもです
時には、お仕置きも必要ですけど
基本的には、お話で解決しましょうね!」


「分かったわよ
全く桜は甘いわね」


「甘くても構いません
皆さんが傷付かないのでしたら
私は甘くなります(ドヤァ)!」


『(ドヤ顔が可愛い!
後、二重の意味で甘くなると思う)』


桜は喧嘩が止まった事で嬉しく思い微笑んだ
一瞬切りを見た全員が呆然だった
その凄さにだろう
L霊夢が「力付くで次は鎮める」と言った
それを聞いた桜が「暴力は駄目です!」と言い
L霊夢は呆れながらも微笑んで「甘い」と言った
桜は「皆が傷付かないなら甘くても良い」とドヤ顔で答え
全員が「ドヤ顔可愛い」と思っていた
それから、桜は咲夜に礼を言って
ボウルを手に取り再び料理を開始した……のだが
桜は思い付いた事を口に出した


「あ、そう言えばですが……」


『?』


思った事を口に出すと全員が首を傾げて桜を見た
桜は自分の頬を撫でて禍を見た
その行動が何なのか禍もだが全員が分かった


「ふふ、禍さんと同じ模様ですけど
銀髪と白髪、赤い瞳……
本当に私達は、お揃いですね♪」


「そうだな」


そう禍は、まだ魔神化したままなのだ
故に銀髪で赤眼だ
桜と禍は自分の頬を撫で頬を赤に染めていた
禍は魔神化のまま笑っていた
その笑顔は魔神ではなく完全な女としての表情だった
二人は良い雰囲気だが
他の者は少しイラついていた
桜は料理を再開し禍は全員に絡まれていた
~それから数十分後~


『桜』


「あ、絶さん
何時の間に、いらっしゃったのですか?
吃驚しちゃいました……」


突然声を掛けられて桜も含めた全員が振り向くと
其処に居たのは全身が黒い少女だった
彼女の名前は「天帝絶」
過去に何者かが放った爆撃から身を賭して山を守った英雄で
数百年前に神々の影響で”暗黒化”して動けるようになったらしい
数年前に博麗姉妹の紹介で桜と出会い、絶は心が軽くなったようだ
それから絶は桜の自宅を訪ねる様になった


『驚かせて、すまない
頼まれてた通りに魚を取って来たぞ』


「わ~……
こんなに取って来て頂けたのですか?
有り難うございます!」


『いや、桜の為なら平気だ
それじゃ、私は帰るから』


「あ、待って下さい!」


『うわっ!?』


絶が帰ろうとした時に桜が手を掴んだので
飛ぶ寸前だった絶はバランスを崩してしまった
しかし、桜は一瞬の出来事にも関わらず
絶が頭を打たないように絶の顔を自分の胸に抱き寄せて
桜が背中を打つような形になった


「っ!?」


桜は痛みを必死に我慢して耐えた
その光景を見ていた全員が二人に掛け寄った


『桜、大丈夫!?』


「は、はい……
何とか……大丈夫です
いたっ……」


桜は心配されて笑顔で答えたが
その小さな身体で思いっ切り床に倒れ込んだら
骨が折れるだけでは、すまないだろう
しかし、奇跡的に折れてはいなかった
強打して痣が出来てしまうくらいだろう
それでも桜を思う者達にとっては大問題だった


『桜……すまない』


「いえ、大丈夫ですよ……
元はと言えば私が無理に引きとめたからいけないのですから」


『いや、桜の話を聞かなかった
私が悪いんだ』


「い、いえ!
私が無理に……」


「あー……はいはい
もう、その件は良いから
取り敢えず桜の背中を見るわよ」


『えぇ(うん)(おう)(はい)!』


L霊夢により場は静まり桜の治療に専念し
ものの数分で桜は痛みが治った
それから絶は桜に説得されて料理を食べていく事になった
そして、料理を再開した桜だったが次々と来訪者が現れていた
Nアリス、セレネ、アテネ、歪神の順番で訪れた
桜家は大人数になろうとも広さは一級なので問題なかった
しかし、場の雰囲気が最悪に近かった
Nアリスもだが歪神も含めた事で更に空気が重くなった
それでも桜は場の雰囲気の事を気にしなかった
全員を心の底から信用、信頼しているからだ
故に、それに応える為に全員は殺し合いはしないでいた
そんな中で料理が出来上がろうという所で新たな来客が来た
その名は……


「桜、遊びに来たわよ!」


「お邪魔しますね」


『コイツ等もか……』


「あ、いらっしゃいませ♪
天子さん、衣玖さん!」


そう、女神天子と呼ばれる銀髪で赤い瞳の少女だった
彼女も桜を愛してやまない者の一人なのだが
行き過ぎた愛を桜にしているのは彼女が初めてなのだ
歪神も行き過ぎた愛をしているのは言うまでもない
天子の隣に居るのはSS衣玖さんV2という名の女性だった
彼女は天子の世話役、兼、教育係だった
天子は、その手に木箱を持っていた
桜が「それは何ですか?」と聞くと
天子は「あぁ、これ?」と言い返し木箱を開けた
その中身とは……


「お肉……ですか?
とても上質な感じがしますけど
どうされたのですか?」


「えぇ、これね
実は○○の肉なのよ!」


『は……?』


「え……?」


天子が○○と言ったのは
桜に呪いを掛けた神の事だった
それを聞き桜以外の全員が目が点になった
一緒に来た衣玖も目が点になっていた
桜は目を見開き驚き……そして、気付いたら泣いていた
それを見て全員が驚いていた
天子は桜に声を掛けた


「ちょ、ちょっと?
何で泣くの?」


「あ、あの……ごめんなさい!」


「あ、桜!」


桜は泣きながら別の部屋に行こうとしたのだが
天子が手を掴み行かせなかった
自分の所為で泣かしたとしても理由が分からなかったのだ
手を捕まれた桜は捕まれてない方の手で涙を拭った
それを見た全員が天子に殺意を送ったが
事態が事態ゆえに天子は気にしなかった


「ごめんなさい……」


「私の方こそ、ごめん……
どうして……泣いてたの?」


「あの方が天子さんに殺されたと聞いて……涙が出たんです」


「あ、あのね……?」


「確かに私は呪いで殺されそうになりました……」


「桜……?」


『……』


天子が何かを言う前に桜は呟きだした
それを聞く為に天子は黙った
桜は呟き続けた


「ですが、一から考えてみると
あの方に呪いを掛けられたのは
御先祖様の粗相が原因ですから
気にしてはいません
それ以前に憎しみという感情はなく
感謝の気持ちだけしかないのです」


「どういう事……?」


「考えてもみて下さい……
あの方が私に呪いを掛けられた事で
私は、こんなにも暖かい方達に巡り合えたのですから」


『っ!?』


桜は自身の思いを全員に打ち明けた
呪いを掛けた事に恨みではなく逆に感謝しているらしい
此処に居る全員と出会えた事が○○の、お陰とハッキリと告げた
それを聞き全員が驚きつつも次第に笑みになっていった
しかし、此処で天子が今まで言い出せなかった事を言った


「あ、あのね!
この肉……普通に霜降り肉なんだけど……
○○じゃないからね?
冗談だからね……?」


「……本当ですか?」


「え、えぇ」


「良かったです……」


「全く総領娘様は……」


『人騒がせも程があると思うわ(ぞ)(よ)』


「ちょ、ちょっとした冗談じゃない!
というか……私の、お陰で桜の思ってる事が聞けたんだから
良いじゃないのよ!」


『まぁ、それはそれだね(だな)(ね)(よ)』


「アンタ達……」


「天子さん……喧嘩は駄目ですよ?」


「えぇ、分かってるわよ」


天子と衣玖も交えて更に状況は悪化した
そんな悪化した空気が変わるように桜の料理が出来上がった
出来たての料理は咲夜、美鈴、小悪魔、衣玖によって運ばれていった
桜は運ぶのを却下された
もし、転んだりしたら危ないからだ
それだけ、桜は大切にされていた
料理が運び終わり全員が席に着いて食べ始めた


『いただきます!!!』


余談だが桜の隣と正面を誰が座るのか揉めていたようだ
それを見て桜は涙目で全員をジャンケンで決めさせた
桜の隣は天子と禍だった
正面はNアリスという驚きの結果だった
そして、全員が一斉に料理を口にした


『お……美味しいわね(な)(わ)!』


「ふふ、それは良かったです♪
では、私も食べるとしましょう」


全員が美味しいと好評だった
それを見て桜は微笑みながら喜んでいた
桜も全員が口にしたのを見て食べ始めた
それから場の雰囲気は和んだり
おかずを取り合ったりと小さな宴会が始まっていた
そして、時刻は過ぎ夜遅くになっていた
寝る者が多く起きている者は話し合ったり酒を飲んでいる者が多かった
桜は空いた皿を先に洗い、一息ついて縁側に居た
其処へ一つの影が現れた


「桜」


「あ、禍さん……」


「今日は全員で押し掛けて、すまなかったな」


「いえ、私も楽しかったので大丈夫ですよ?
それに皆さんで盛り上がるのが日課ですからね
私は本当に今の時間が大好きです!」


「そうか……桜」


禍は桜の思いを聞いて薄く微笑んでいた
そして、禍は気になった事を聞いた


「はい?」


「桜は呪いを解かれたけど
何かしたい事ってあるのか?
例えば……自由に飛べるようになるとか」


「そうですね……贅沢かもしれませんが
今が続けば良いと思います」


「今?」


桜の言葉を聞き禍は首を傾げた
首を傾げた禍に対して桜は微笑んで頷いた


「はい、皆さんが居らして
毎日毎日、楽しく過ごすのが私の思いであり願いでもあるのです
変わらない日常……と言った方が良いでしょうか?」


「成程……
確かに贅沢だな
変わらないものなんてないからな
故に贅沢過ぎるな
けど、今まで苦労した分は許されるかもしれないな」


「ふふ、そうだと良いですね」


「そうよ」


「?」


「天子……」


禍と桜が話していると後ろから声が掛かり
振り返ると其処には天子が居た
禍は少しだけ面白くなさそうな顔をしていた
天子が月の明かりに照らされると
より一層、銀髪が映えていた
それを二人は見ていた
この三人は白髪と赤眼が共通点でもあった
故に互いに惹かれ合う何かがあるのだろう


「本当は○○を殺してやりたいわ
前々から何時か殺してやろうと思ってたんだけど
桜の思いを聞いて止める事にしたわ
確かに呪いがあったからこそ私達は出会えたんだから」


「天子さん……」


「……」


天子の言葉に桜は最初は目を見開き驚いたが
徐々に微笑んでいった
禍は頬を膨らまし少しイライラしていた
天子は禍とは反対に桜の隣に座った
後ろから見れば姉妹の様に見えるだろう
と、此処で禍は何かを決心したかのように
思い切った行動に出た
始めに魔神化して桜に声を掛けた


「桜」


「どうしました?
あれ? 何時の間にか魔神化してらっしゃいますね」


「(何をしようというの……?)」


「お前の初めて……私が貰うぞ」


「え?」


「禍、アンタ!」


禍は大胆な発言をした
桜は、その言葉の真意が分からなかった
天子は目を見開き驚いていたが
直ぐに行動を起こして止めようとしたが
既に時遅しで禍が行動に移していた
桜の頬を掴み唇と唇を重ね合わせた
その瞬間に世界の時が止まったかのようだった


「? ……っ!?」


「あああああぁぁぁぁぁぁあ!!!」


桜は数秒間は分からなかったが
数秒後に何をされてるのか気付いて
白い肌の頬から一気に真っ赤に染め上がった
天子は夜中にも拘らず叫んだ
禍は桜が混乱している中で更に自身の舌を桜の口の中に入れた


「んんっっんんっ!?」


「あぁぁぁぁ……負けた……
もっと早くに行動してればぁぁぁあああ……」


桜は涙目で赤面しながら叫んでいた
口を離そうとして逃げようにも顔を抑えられて逃げられなかった
禍は少し赤面しながらも微笑みながら、その行為を続けた
天子は世界が終わったかのような顔をして
orzみたいな姿になっていた
つまり手と膝を床に付けて顔を俯かせた状態だ
そして、数秒後に禍は口を離し桜の頬から手を退けた
桜は「ぁ……っ……ぁ……」と放心状態だった


「ふ、お前の初めて……確かに受け取った」


「ぁ……ぁ……ぁ……」


禍は満足そうに笑いながら部屋へと入っていった
桜は、まだ赤面涙目の状態で放心していた
すると、そんな桜に隣で項垂れていた天子が……


「禍は親友だ……
けど、女と女の対決は敵同士
だから……私も覚悟を決める……桜!」


「ぇ……?」


「私の初めてをあげるわ
だから、私の気持ちにも目を向けなさい!」


天子は何かを決心したかのように立ち上がり
桜の目の前に座った
天子は桜の顔を優しく掴み
禍と同じように自身の唇を桜の唇と重ね合わせた


「んんんんんっ!?」


天子は最初から全開でいった
つまり、桜の口の中に舌を入れたのだ
桜は更に涙目になり赤面した
それが数秒ではなく
数十秒の間、続いた
しかも、1分に届きそうな秒数だった
その行為が終わり天子は顔を赤くさせながら立ち上がり桜に話し掛けた


「私も桜の事が好き
だから、私の事も見なさいよね!」


そう言って天子は部屋の中に入っていった
桜は先程までの行為に耐え切れず気を失った
それからの日々は桜にとって更に掛けがえのない日常となっていった
他の博麗姉妹からキスされたり
紅魔館組からもキスをされたりと面白おかしく?な日常となった
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神夜 晶

Author:神夜 晶
個人小説ブログになります!
駄文ですが、見て行って頂けると嬉しいです!
どうか、暖かい眼で見て下さると幸いです
どうぞ宜しくお願いします><
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