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魔法少女リリカルなのは 八神はやての子育て日記 第7話

マガが八神家全員に全てを話してから
数日が経っていた
今日は土曜日で、はやては学校が休みなので
気分転換に何処かに出掛けようという事になった


「という事で出掛けたいと思います
マガ、何処に行きたいとか希望ある?」


「う~ん……
色々な景色が見たいかな?」


「景色ね……
それじゃ、昼を外で食べる事にして
色々な場所に行こか!」


『はい(うん)(あぁ)!』


はやてによる提案で
家族団欒の時を過ごす事になった
景色を楽しむ為に全員が歩いて行った
勿論の事ながらマガも歩きだ
意外と長距離を歩けるマガだった
そして、一番最初に来たのは翠屋だった
カラン!カラン!


「いらっしゃいませ~って
はやてちゃんじゃない!」


「いらっしゃい、はやてちゃん」


「桃子さん、士郎さん
おはようございます!」


『主(ママ)が、お世話になっています』


「此方の方が世話になってるよ
何時も翠屋で色々と買ってくれてるからね
はやてちゃん、少し聞きたいんだけど」


「そうね、士郎さん
此方こそ、なのはと友達になってくれて
嬉しい限りなのよ?
所で、はやてちゃん」


「何ですか?」


「「この女の子は知り合い(かい)?」」


「あ、この子は……
私の息子です」


「「この子が“例”の子だね(ね)……?
(なのはが言っていた)」」


「はい、そうです」


「?」


マガは見られてる事に対して
“例”の子と言われた事に対して
首を傾げていた
そんなマガを見て
はやては頭を撫でて気持ちを落ち着かせていた


「えっとですね
なのはちゃんに用があって来たんですが
今って居ますか?」


「えぇ、居るわよ
奥で手伝ってもらってるわ
呼んで来る?」


「はい、お願いします
“あれ”に関わりそうな重大な話があるので」


「“あれ”ね……
分かったわ
直ぐに呼んで来るから
テーブルに腰を掛けて待ってて頂戴ね」


「はい、有り難うございます!」


はやて達は近くのテーブルへと座った
席の並びは
ザフィーラ、シグナム、ヴィータ
シャマル、はやて、マガの順番だ
左側は窓際で右側が店側だ


そして座って数分後に士郎がやって来た
士郎はマガの元に近寄り
しゃがんで自分の目線を
マガの目線へと近づけた
士郎は子供の事を良く知っているが為に
しゃがんで怖がらせない様にしたのだ


「君がマガちゃんだね?」


「は、はい……」


「僕は高町士郎
この翠屋のマスターをしている者だよ
宜しくね?」


「八神マガです、宜しくお願いします」


士郎とマガは自己紹介をした
マガは緊張していたが
不思議と模様は出て来なかった様だ


「そんなに緊張しなくて良いよ
はやてちゃんは良い母親かい?」


「はい、世界で一番と言える程に
最高な母親です」


「(マガ、ええ子やわ~!)」


「「「「(マガ、良い子だ(ね)……)」」」」


「そっか、家族全員で仲良くするんだよ?」


「はい、それは勿論です」


「うんうん、マガちゃんは良い子だね」


士郎はマガの頭を撫でた
マガは吃驚して最初は抵抗しようとしたのだが
何故か抵抗する気が失せていた
士郎の手は暖かくて優しい感じがするらしい


「えへへ……♪」


「(笑ってるマガも可愛いな~)」


「困った事があったら
ちゃんと家族や知り合いに相談するんだよ?」


「は、はい……」


「マガちゃんに少し教えておこうか
家族っていうのはね?
助け合って色々な苦しみを
分かち合えるからこその家族なんだ
何でもかんでも一人で解決したら
それは家族でもなんでもない
一人の絶対者だ
家族というのは、どんなに迷惑や辛い事があっても
心の底から愛してるからこそ家族なんだよ」


士郎は自分の考えをマガに伝えた
家族とは何なのか
家族はどうあるべきなのかを伝えた
難しい言葉にマガは
首を傾げて唸っていた


「う~ん……」


「あはは、難しかったね
直ぐには分からなくて良いんだよ
追々に分かっていけば良いんだ
大人になれば嫌でも理解出来るさ」


「そうですか
分かりました!」


「うん、子供は素直が一番だよ
思った事を何でも
口に出して良いんだからね?
子供はハッキリ言う方が良いんだよ
逆に言わない方が駄目なんだ」


「そうなんですか……」


「そうだよ
それじゃ、僕は仕事に戻るから
皆も、ゆっくりしていってね」


『はい!』


士郎による家族についての暖かい話が終わった
マガは士郎の言葉に色々と思う所がある様で
思考の海に浸かっていた
そんな時に桃子に呼んでもらった
なのはがやって来た
しかしマガは思考の海に浸かっているので
なのはが来た事も気付いていなかった


「はやてちゃん、おはよう~
重大な話があるからって言うから
作業を即効で終わらして来たよ!
あ、この子がマガちゃんだね?」


「うん、おはようさん
そうや、重大な話があるんよ
それは申し訳ないわ~
マガと会うのは約2年ぶりやもんね
分からないのも無理はないわ」


「うん、あの頃は
まだ赤ちゃんっていう感じだったから
余り分からないんだよね
大きくなったよね~」


「そうやろ?
ちゃんと栄養面も考えて
料理してるんやで!」


「あはは、流石母親なだけあるよね!
それで今日はどうしたの?」


「うん、マガの事に関して
少し話があるんやけどね?
ちょっと時間、空いてる?」


「マガちゃんの?
うん、お母さんに休憩して良いって言われたから
時間は大丈夫だよ」


「有り難うな
マガ? 私の膝の上に座ってくれるか?」


はやては席を一つ空ける為に
マガに膝の上に座る様に言った
肝心の本人は思考の海に浸かっていたが
はやての呼び掛けに何とか戻って来た様だ


「……え、あ、何?」


「どうしたん?」


「さっきの士郎さんの言葉を考えてたの
家族って何なんだろうって」


「それを、ずっと考えてたん?
マガは偉いな~
取り敢えず、私の友達と話すから
私の膝の上に来てくれる?」


「うん、分かったよ~
友達? 何処に居るの?」


「目の前に居るで」


「目の前……」


はやてに言われて目の前を見た
なのはは見られたのでマガに挨拶をした


「初めまして、マガちゃん
私は高町なのはっていうの
さっき来たのは私の、お父さんだよ」


「あ、初めまして
八神マガです!
宜しくお願いします」


「うん、宜しくね~」


「あの、なのは……お姉ちゃん?」


「何かな?
(お姉ちゃんって言われるのも悪く無いかも!
何時も私が、お姉ちゃんって呼ぶ側だからかな?)」


「何処かで会った事ないですか?」


『っ!?』


マガは突然『会った事ない?』と言い出した
突然の事で全員が驚いた
あの時、2年前は自我は芽生えてない筈なのに
何故か会った事があるかを聞いた
意識が無くとも心は覚えているらしい
聞かれた、なのはは普通の顔で答えた


「え? どうして、そう思うの?」


「分からないんですが
何となく会った様な気がしたんです
間違いだったら、すみません……」


「ううん、大丈夫だよ」


「取り敢えず、マガ
私の膝の上に来なさい」


「あ、うん」


はやてに脇を持たれて
マガは膝の上に座らされた
座らされたマガは再び思考の海に入った
なのはは、はやての向かい側に座った
席順は、こうだ
シャマル、なのは、シャマル
ザフィーラ、はやて(マガ)、ヴィータ


「それで、マガちゃんが
どうかしたの?」


「あんな? 久々に大掛かりな
戦いが起こるかもなんや」


「何かあったの……?」


「実はなマガは……」


はやてはマガに聞いた内容を全て話した
ある人物の負の感情の根源
負の感情が積み重なれば
覚醒して“化物”になる等の全てを話した
それを聞いた、なのはは……


「そんな事がマガちゃんに
背負わされてたんだね
辛かっただろうね……」


「リインフォースは私が
力及ばずに消してしまった
だから今度は……絶対に救い出してみせる
もう誰かが目の前で消えるのは勘弁やからね……」


「はやてちゃん……」


「マガをリインフォースの二の舞にしたらあかん
一人の人間として
一人の家族として
そして……一人の母親として
絶対に闇から連れ出してみせるんや!
だから、なのはちゃん……
戦いになったら協力してくれへんか?
無理なのは承知や……」


はやてはテーブルに座りながらも頭を下げた
頭を下げられた、なのはは……


「うん、良いよ
はやてちゃんは友達だからね!
もし戦いになったら念話で呼んでね?」


「ホンマに手伝ってくれるん?
私が言うのはアレやけど……危険なんよ?
それに今回の戦いは
防御プログラムとは比べ物にならない程の
大きな戦いだと思うんよ
それでも手伝ってくれるん……?」


「うん、例え危険だとしても
防御プログラム以上の強敵だとしても
私達が力を合わせば必ず勝てるよ!
防御プログラムの時も、そうだったでしょ?
だから頑張ろう?」


「なのはちゃん……有り難うな?
本当に有り難う!」


はやては自らの子供を救う為に
頭を何度も何度も下げた
何度も頭を下げられて
少し困っている、なのはだった
そして翠屋での話は終わり
序に翠屋で昼を済ませた様だ


次の場所へと移動した
その際に、まだ思考の海に浸かっているマガは
シグナムに抱っこされていた
決して、お姫様抱っこではない
次に訪れたのはマンションだった
其処に居るのは……
ピンポーン!


「は~い!」


ガチャ!
一人の人物によってドアが開けられた
その人物とは……


「おはようさん、フェイトちゃん」


「あ、はやて……それに皆も
どうしたの?」


「うん、話があるんやけど
今ってクロノとリンディさん居るん?」


「うん、珍しく休暇だったみたいで
今、家に居るよ
どうしたの?」


「ちょっと上がって、ええか?
少し大事な話があるんよ
私の息子“マガ”に関わる話が……な?」


「はやて……
うん、分かった
どうぞ、上がって」


はやては微笑んで首を傾げて言った
しかし何処となく真剣さが伝わっていた
それを察したのかフェイトは上がる様に言った


「有り難うな?
お邪魔しま~す」


『お邪魔します』


はやてとヴォルケンリッター達は
ハラオウン家へと上がった
フェイトに案内されてリビングへと行った
其処ではテーブルに座っていた三人が居た


「あら、はやてちゃんじゃない!
いらっしゃい
今日は遊びに来たの?」


「久しぶりだね、ザフィーラ」


「あぁ、久しぶりだな」


最初の内は、それぞれが会話を楽しんでいた
勿論、マガも思考の海から抜け出して自己紹介をした
そして、一区切り着いた所で
はやてが話し出した


「ちょっと皆に聞いて欲しい事があって
此処に来たんよ」


「「「「聞いて欲しい事?」」」」


「そうや
この子……マガの事や」


「マガちゃんの?
何かあるの?」


「うん、リンディさん
覚悟して聞いて欲しいんです
実は……」


なのはと同様に包み隠さず
知っている事を全部話した
それを聞いた四人は……


「成程、暴走するかもしれないと……
そういう事だね?」


「そうなんや、クロノ
だからリンディさん
魔法の使用許可と
フェイトちゃん、アルフさん、クロノを戦闘に
貸して欲しいんです
駄目でしょうか……?」


「本部に連絡してみないと
分からないけど……
私の予想では良いと思うわよ?
まぁ、却下されたら脅せば……ごほっごほっ
お話すれば良い事よ」


『うわ~……』


リンディが笑顔100%で『脅す』と言った
其処に黒いオーラが無いので余計に怖いのだ
それを見た全員が引いていた(マガ以外)


「えっと、マガちゃん……
だったかしら?」


「はい、マガです!」


「偉いわね、自己紹介が出来て」


リンディは自己紹介が出来たマガを撫でた
撫でられたマガは
気持ち良さそうに目を細めていた


「にゃ~……」


『(猫みたい)』


「マガちゃんは……
そんな過酷な運命を背負って
辛くないの?」


「物凄く辛いです
もし覚醒してママ達を
自分の手で殺してしまったらと思うと……」


その言葉と共にマガの頬から涙が流れていき
マガ自身は震えていた
全員は胸を痛めながらも聞いていた


「そう、辛いわね……
でも、安心しなさい
私達大人が何とかしてみせるわ
だから貴方は負の感情に
負けない様に頑張れば良いのよ」


「リンディさん……」


「ふふ、少しは大人に
頼りなさいって事よ
子供の内は頼る事を知らないとね」


「はい、今回で色々と知る事が出来ました
有り難うございました(ペコ)」


「そう、それで良いのよ」


それから他愛もない話をしていった
外を見ると夕暮れが近付いて来ていた
はやては、そろそろ帰ろうと
マガとヴォルケンリッター達に声を掛けた


「もう、こんな時間か~
長居し過ぎたみたいやな
皆、そろそろ帰ろうか?」


『はい(おう)』


「マガ、帰るで~……って
震えて、どうしたん?」


「ハァ……ハァ……
少し寒いの……」


「寒い……?
でも、此処は暖かいで?
もしかして……」


「あggがggがgg……」


「マガ!?
皆、ヤバイで!
マガが覚醒し掛けてるんや!」


『っ!?』


「あ……が……
マ……マ……」


「マガ、確りしぃ!
こんな所で覚醒したら……!?」


「マ……マ……ご……め……ん……
ggggがggっがが
あああああっがあ!!!???」


カッ!
ハラオウン家を
ドス黒い光が包み込んだ
マガの覚醒が始まってしまった……
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非公開コメント

No title

いやはや……やっと全部読みました。
面白かったです。更新待機待機。

アリストリアさんへ

コメント有り難うございます!

本当に有り難うございます(;´・ω・)

Σ(゚Д゚ノ)ノオオォッ
面白かったですか?
良かったです!

なるべく早く更新しますよ;;

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神夜 晶

Author:神夜 晶
個人小説ブログになります!
駄文ですが、見て行って頂けると嬉しいです!
どうか、暖かい眼で見て下さると幸いです
どうぞ宜しくお願いします><
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